ネガティブにデータサイエンティストでもないブログ

経済統計屋。気分悪くなったらごめんなさい (´・д・`) ゴメンネ データサイエンティストという呼称が好きじゃないんです https://twitter.com/dscax

2013-01-01から1年間の記事一覧

知識労働者であり続けるために、必要そうだけれど実は必要のない10の行動

風邪ひきダウンで、だいぶ遅れに遅れましたが、年末総括その3 組織、労働編です。 年末ということで自分のいる営利組織、非営利コミュニティなんか振り返ることもある方が多いのではないかと思います。そこで今回は、知識労働型の組織で錯覚しがちで、間違っ…

(実務者向け)日本の、データ基盤系エンジニア人数と年収の推定してみた 2014予想

※表が崩れていますが、修正が面倒大人の事情により、そのままにします。ごめんなさい。 年末進行その2。データ編です。どうせ正月ないから今のうちに。前回の「ビジネスやってる分析屋なのでブログからこれくらいわかりましたよという1実例」の続きでしたが…

ビジネスやってる分析屋なのでブログからこれくらいわかりましたよという1実例

師走ですから軽く総括気味に。ブログやってみてわかったことをまとめておきます。もちろん話せる範囲ということでご勘弁ください。 データサイエンティスト界隈といってもほとんどソーシャルゲームとネット広告あたりの人っぽい 私の記事に反応してくれた人…

シネマアナリティクス2 : 過酷なソリッドシチュエーション、密室系マイナー映画の佳作5つ(洋画編)

前回 シネマアナリティクス : ゼロから分析力を磨きたい人に観てほしいマニアック映画5つ(洋画編) http://negative.hateblo.jp/entry/2013/09/11/153406 お隣さんがウィルコクソンの順位和検定とマンホイットニーの順位和検定の違いについて熱く議論して…

データ分析する人が、なぜデータサイエンティストやビッグデータのブームに乗りたくないのか(続きです)

前回は、人気のないテーマだと思うけどデータベーストンガリスト向けに・・・というテーマでしたが、思わぬ反応いただけてありがたいです。今回は懲りずに前回の続きです。もちろん異論は認めまくります。今回もかなり了見の狭い内容なのでごめんなさい。 デ…

データ分析する人が、なぜデータサイエンティストと呼ばれたくないのか 

※コラ画像削除しました ビッグデータ、データサイエンティスト、そろそろ過渡期ブームも終わりつつあるように見えてきたのは結構なことです。なので私はデータベース・トンガリストに鞍替えします。嘘です。行けませんでしたがマニアックなDB話を聞きたかっ…

データの分析をタダで引き受けてはならない10の理由

それなりの分析屋であれば誰もが経験があることでしょう。データを扱えない人から、データを扱える人と思われるために、分析の依頼をされることが。それも軽い気持ちから始まるタダ(無償、無料)の場合が。 そう呼ばれたくない実務者が多いのに、それを叫ぶ…

「もしも起業したいと言われたら」 知識労働職からの助言40プラスワン

タイトルは私の愛しているドリフのコントじゃないですよ。最近はいろいろあってデータサイエンティストに対するモチベーションがゼロです。そろそろ燃え尽きそう。ほんと書き続けられる知力体力のある方を尊敬します。 起業もそうですよね。あらゆる理由で、…

とあるレンタルビデオ屋とビールと映画記事の経済効果

三部作?のラストの予定だったのですが、時差ボケダウンで尻すぼみだった中編は書き直しますので一度引っ込めます。なのでこれが後編です。前作を読んでいなくても読めます。 シネマアナリティクス : ゼロから分析力を磨きたい人に観てほしいマニアック映画…

シネマアナリティクス : ゼロから分析力を磨きたい人に観てほしいマニアック映画5つ(洋画編)

夏も終わり、カキ氷屋の清算と後片付けもさめやらぬ中、オリンピック景気の経済余波で謀殺されてたので、今回は世間ズレした血迷いネタです。他でやっとけって話なのは重々承知です。ごめんなさい。ただその、缶詰めな仕事帰りに、魂のスパロボ映画、パシフ…

労働の二極化に抵抗する、上級者への簡単な道~とあるカキ氷屋の統計技師(データサイエンティスト)

本記事は長くなりすぎて端折った前回の続きです。前回を読まなくても読めます。 労働の二極化に抵抗する、捨てるを捨てないという1つの選択肢 http://negative.hateblo.jp/entry/2013/09/02/202445 前回言及できなかった意味不明なままのカキ氷まで話を広げ…

労働の二極化に抵抗する、捨てるを捨てないという1つの選択肢 (実務者向け)

皆さん、カキ氷好きですか。カキ氷。私は大好きです。ほんのりとした甘さの後に、キーンと意識が覚醒する感じが、たまらないですよね。そのせいなのか、職場で冷たい奴と思われてるからなのか、5300年前の氷河から発見されたミイラのように古びて埋もれた存…

データの分析における、たった1つの重要なイベント(実務者向け)

2年ほど前、私の仕事場に医療会社の社長が血相を変えて駆け込んできました。かつて私がシステムを設計したことがある会社の社長でした。すぐさま現状のヒアリングと現地調査が行われ、問題を発見しようと直ちにデータ分析が行われることになりました。業務上…

データ分析人材の年収分布を推定してみる (ビッグデータ人材の推定その2)

お盆に職種の人口動態を調査してはみたものの、そもそもマクロ指標なんて普通の人には興味ないテーマだった・・・と気づき、微妙な気分でまたブログ書きます。昔から人口動態などを気にするのは、個人を超越しつつある為政者や経営者の類であり、組織運営の…

日本のビッグデータ関連の技術者数を推定してみる データサイエンティストは9000人くらい

最近、酔っ払って書いてんじゃないのという暖かい叱咤激励もいただいたことですし、たまに覚醒してブログ書きます。お盆で親戚子供の相手も疲れてきたし、TBS「リアル脱出ゲームTV Sky High」でランキング入ってたみたいなんで、少し色気だしてみましょう。 …

データサイエンティストが要らない日はもう来ている ver2

ただし、米国では、ね。 タイトルは下記記事へのリスペクトです。 データサイエンティストが要らなくなる日が来るかもしれない http://it.impressbm.co.jp/e/2013/08/01/5054 このまったくセクシーな職業じゃない感の漂う、地道かつ誠実な記事を読んでみて、…

楽天のデータサイエンティストは数10人!日本のデータサイエンティストの半分も楽天にいません!

※2013/7/31 訂正されました。日経BPさんおつかれさまでした。 教えてくれた匿名希望な方、誠にありがとうございました。 ■変更履歴 当初、本文の第5段落目で楽天の社内部署の人員体制について「400人近くのデータサイエンティストを抱える」としましたが、正…

データサイエンティストの資格が必要ない理由2つ (改)

もう何年も、かなりニッチな統計処理をやっている人間です。そんな仕事をセクシー扱いされると、頭より、若さ=耐久力で商売しているって意味ではそうだろうな、と思うようになってきたので、またブログを書きます。 データサイエンティスト協会 http://www.…

いずれデータサイエンティストの陥るキャリア・プラトー現象

もう何年も、毎日ある統計をやっている人間です。Web見ている間に、もし大損害に気づかなかったら一生分の給与が、と思うと怖くて昼も眠れません。気づくとブログも書き始めてから3日くらいのズレ、私も世間ズレ、中身もズレます。世に戻ったら、ブログ書い…

「データサイエンティスト」が最弱の職種である -需要的には

サイエンスなど程遠いつっこみどころ満載のビッグデータを前にしてとある統計処理をよろしく言われたもののできあがるアウトプットに悲観してやる前から気分が重い私にデータサイエンティストでしょ?と言われて微妙な気分でまた書きます。私の偏狭な文に気…

データサイエンティストがこれから10年以内に消える理由3つ

私は毎日、ある統計的な計算とそれにまつわる設計開発作業を行っている人間です。 最近、私のことをデータサイエンティストと呼ぶ方が最近多いので、正直そう呼ぶのはやめてほしいのでブログを書くことにしました。 私の持論は データサイエンティストなる呼…